ドイツ・ベルリンで罰金を払った話。
Guten Abend!(こんばんは!)
年明け早々に縁起の悪い話なのですが、ベルリンに旅行に行った際にチケットコントロールに遭遇し、罰金60ユーロ支払いました...(´-д-`)
いや、自業自得なんです...気をつけていれば防げたんですが、なんか無性に悔しい😭
事の経緯は
私はクリスマスの休暇を生かして、友人とベルリンに出かけました。
最初にドイツの鉄道システムについて説明すると、ドイツには改札というものがなく、チケットなしでも電車に乗れてしまいます。でもそれでは無賃乗車が多発してしまいますので、不定期に鉄道会社の職員がチケットを持っているか乗客を抜き打ちチェックするシステムになっているのです。これがチケットコンロールです。
ちなみにベルリンのチケットは区間ごとに値段が決まっていて、観光地で使うような路線であればABの区間に収まります。(ポツダムなど郊外まで行くならABCで買う必要があります)
そしてそのチケットはバリデーション(有効化のこと。チケットは駅にある機械でバリデーションをしないと無効とみなされ、これも罰金対象になります。)してから2時間有効となります。
チケットコントロールに出会うかどうかは運。
私は今回のベルリン旅行は2泊3日の予定で、チケットコントロールに出会ったのは最後にベルリンからマールブルクに帰るためのバス停に向かっていた15分間のことでした。
私は朝9時にAB区間の一回券を購入し、少々市内を観光して、さて帰ろうと思った時にちょうどホームに滑り込んできた電車に走って乗り込みました。
この時点で、時刻は11:10。
さて、もう後の展開はわかりますよね?
チケットコントロールの職員は、自らが職員であることを悟られないよう、私服でチケットをチェックする端末も隠して乗り込んできます。
職員が乗り込んでくる路線も車両も時刻も完全ランダム。
私は友人と列車に乗り込み一安心。
さて座ろうとすると...「チケットチェックターイム」みたいな声をあげて、突然車両の前方後方から挟み撃ちの形で職員が迫ってきます。
私も最初は「あ、チケットチェックだ」と思い、自身のチケットを取り出し...顔面蒼白になりました。
あ、、、時間切れで有効なチケット持ってない、、、(詰んだ)
言い訳は通用しない
案の定私は前方から来た職員のおばちゃんに捕まり、列車から降ろされ、そして職員のおばちゃんの衝撃の一言...
「罰金60ユーロ今払う?それとも後で払う?」
え・・・ろ、ろくじゅうゆーろと仰いましたか?今????( ꒪⌓꒪)!?
1回券は2.8ユーロ。60ユーロは約7500円。(2019年1月現在)
あ、、良かった、夏より少し円高になってました(そういう問題じゃない)
これは貧乏学生には痛すぎる。。。
私が最初に試みたのはドイツ語が話せない観光客のふり。でも結局職員のおばちゃんは英語に切り替えてきました...く、やるな...😇
運がいいと同情して見逃してもらえるケースもあるみたいですが、世の中そんなに甘くはなかったです💫💫
というわけで私の聞き苦しい弁明もむなしく、おばちゃんは振込用紙を渡して颯爽と別の列車に乗って行きました。チュース!
ドイツに旅行で来られる方はお気をつけて。
今まで捕まる人を何人か見て、お気の毒...とか思ってた自分が捕まろうとは。
今ドイツではチッケトコントロールの際に有効なチケットを提示できなかった者は一律60ユーロの罰金になると定められています。
しかも捕まるとパスポート番号や住所を控えられるため、バックレることはできません!!
日本や諸外国のように改札がないドイツ、急いでいる時には便利なのですが、ついついチケットを買い忘れてしまったり、バリデーションをせずに乗ってしまいがち。
そうすると私のような悲劇が起こるかもしれません。笑
ドイツに不慣れな旅行者の方でも厳しくチェックされますのでお気をつけて!(ベルリンは特にコントロールの回数が多いようです)
少しの区間でも無賃乗車しようものなら、そういう時に限って職員の方が乗り込んでくるものです。😓
私も今回の件で、チケットをちゃんと確認してから乗ろう!と心に誓いました。
皆さんは私の失敗を生かし、絶対に捕まらないでくださいね!DBなんかに稼がせてはダメです!
それではTschüss!(バイバイ!)
今日からまた授業再開です✏️📖